目の前の仕事を頑張ることが、最初の一歩。

経験や実績が次につなげられれば、仕事は無限に広がっていきます。
例えば販売の仕事を始めたとしましょう。
売り場の管理をすることで、個々の商品がお客さまにとってどんな価値を持っているのか、どんな人が欲しいと感じるかなどを調べる必要があり、売るということだけが仕事ではなくなります。
場合によっては、製造元となる担当者と話しをすることで、自分が気がつかなかった魅力や価値などにも目を向けることができるようになります。
仕事というのは、これだけをして入れば良いと決めてしまうと成長が止まってしまうものです。

その点に注目すると、正社員の方が自己の成長を期待できますが、パートやアルバイトであっても不可能ではありません。
仕事に対して積極的に工夫をしたり、知識を学んだりする努力をすれば、任された仕事に対するノウハウが身についてくるでしょう。
だから私は、理想の仕事とは、決まったある職種だけを指すのではなく、仕事に広がりを持たせられることができるものを指すのではなく、どんな仕事も自分の理想合わせて変化させて行くことが可能だと思っています。

よく「理想の仕事に出会えない」という人がいますが、そんな人は、まず自分が任されている仕事で成果が上がるように工夫をしてみることから始めてみるべきです。
そうすれば、今までとは違った視点で仕事を捉えることができ、面白みが出てくると思います。
理想の仕事とは、いきなり手にできるものではなく、自分で生み出すこともできるということに目を向けてみてはどうでしょう。